■003 最近ブログをと思えた 190208

『やっと最近ブログを』、と、思い馳せられるようになったのには訳がある。ここ5年以上私の人生を振り回していたことが、つい最近急に手を離れたからだ。

とにかく忙しかった。あまり人に『忙しい忙しい』と言いたがらない私でさえ、『忙しい~~!』と叫びまわりたいほど忙しかった。やりたいことどころかやるべきことさえきちんと出来ない生活が何年も続いたのだ。

いや実は、そんな緊張状態がいつもだったわけではない。私なんかよりももっともっと分刻みのスケジュールをこなしている人は沢山いる。昔は私もバリバリ、時間管理もばっちりと言う状態で忙しく働いていたこともある。そう思うと、本当にメンタルがやられていたのだと思う。

緊迫状態が日常化していると、たまの自由時間があったとしても何かをするという発想は生まれない。ただひたすら、眠りたいとか、ぼーっとしたいというだけだった。

昔からの癖の時間管理のノート術など、人の記事を追っては自分の身を振り返って悲しくなったりもしていた。それでも、その身についた時間管理術があったからこそ、この数年を乗り切れたのだと思うし、それ以上を自分に強いていたら、健康を、特にメンタルを害していただろうと思う。自分に甘くしては良くないが、たまには自分で自分を優しく認識することも大切だ。

ここ数年身を削ったこと、それはズバリ介護だった。

仕事子育てもある。海外在住の身で専門職だ。子供は超高齢出産で生まれた。

でもそれらにはたぶん、身を削る思いはしていない。

こればかりはバカとついても気にならないほどの大の親バカである。それでもこちらの方は身を削られる思いというのはまだこの6年したことがない。

私の経験を介護と言いきってしまって良いのかしらわからない。途中放棄している今現状において、糞尿などの世界はまだ序の口しか知らないのだから。それでも思うことがある。吐き出してみたり書いて再考してみたりしたいことがある。このブログの主だったものは介護に関するものになると思うとは言え、この話の中にはモラハラ暴力の恐怖もある。それも介護話なのかしらん。ともかく、彼の病名、それは若年性アルツハイマーだ。

ある程度晒したことを書いてしまうのではと思いながらも今のところは身バレが怖い小心者なので、コメントは承認制にした。私が誰かわかったら見逃してください。